ソラニン(2)
by 浅野いにお
たまたまヤングサンデーを読んで出会ってしまった、大好きな漫画「ソラニン」が先日最終回を迎え、
ほどなくしてコミックスが発売された。amazonにて即購入。
1巻と2巻の2冊だけなんだけど、ものすごい読み応えがある。
量的なものじゃなくて、内容が。
コミックの登場人物が泣くと、読んでる自分も泣いてしまう。
自分がそんなに感受性の強い人間じゃないので、
マンガを読んで泣くことなんて滅多にないのに、
ソラニンに関しては、もう2回くらい涙を流している。
思わず感情移入させる、惹き付ける力が、この漫画にはある。
浅野いにおって凄いと思った。
ところでこの間の最後に収められている最終回に関しては、
当初自分の周りで批判的な意見があった。
最終話の2話前が、いかにも最終回っぽかったので、
それなら2話前を最終回にしたほうがいいんじゃないのか、
という声なのだが、最初は自分もそれは感じていたので、それに同意してた。
だけど、
コミックで通して読むと、やはり最終話がいちばん最終回に相応しいと思った。
区切りという意味では、2話前が相応しいのだが、その後の模様をあえて少し描写することで、
もう少し読みたい、の「もう少し」を見事に表現させたのだと思った。
そして、全2巻を通じて伝えたかったテーマ。それはきっと、
人生って何だよ。
堅苦しく考えずに、ぶっちゃけて言うと、人生って何よ。
という、問いかけだと思う。
その答えの手掛かりが、この「ソラニン」にはある。
自分のため、誰のためにとかじゃなくて、今日も明日も生きているということ、
それ自体が人生なんじゃないの。
力を入れてお勧めできるお話ですんで、
本屋で見かけたら手にとって見てください。
空気を楽しむ、漫画です。







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